今日の富士山 2013年7月11日(水)曇り
今日も暑そうですね。体調大丈夫でしょうか。
今日は午後から看護学校で研修をしてきます。毎年元気な人たちに会えるので楽しみです。
さて
昨日の午後はある外資の企業に行って、ヒューマンリソース部門のマネージャーと会っていました。
誰もが知っている有名企業です。
その中でマネージャーが言った一言が忘れられません。
「最近流行っている”グローバル人材”ってのは何を言っているのでしょう?」
「よくよく聞いてみると私たち会社の定義とはだいぶ違うようなのです」
仕事柄いろんな企業を周り人事・人材育成の方と話しますが、グローバル人材という言葉を聞かない日はありません。
ところが同じことを言っていないのです。
海外でビジネスを展開できる力を言っているのでしょうが、具体的な中身になるとバラバラです。
「専門性」
のことを言っていたり
「語学力」
のことを言っていたり
「交渉力」
のことを言っていたりします。
いったいグローバル人材とは何でしょうか。冒頭のマネージャーも同じ疑問を持ったようです。
あるコンサルタントに聞いたのですが、海外のHRにはグローバル人材という言葉はなく英訳できないそうです。
そしてほとんどの場合
「リーダーシップ」
の話をしている場合が多いそうです。
そうです。グローバルでは、単なる「リーダーシップ」の話なのです。
バラバラな原因は、日本で「リーダーシップとは何か?」という定義が曖昧ということです。
この「リーダーシップ」に対する曖昧性をなくさなければ、グローバル人材を語れないということですね。
どうでしょうか。グローバル人材という言葉をそろそろ見直す時期かもしれませんね
では
「今日も元気にいってらっしゃーい」