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フィードバックには「問いかけ」が大切です

2013年08月02日 日記

今日の富士山 2013年8月2日(金)雨
2013-08-02
昨晩からの雨ですね。東京の天気はどうでしょうか。
さて
今日はフィードバックについて書きたいと思います。
人は少なからず他人から影響を受けます。その最たるものが、自分の行動や考えにコメントをもらう「フィードバック」です。

「頑張っているね」といった励まし
「素晴らしいね」といった褒め
「私も知ってますよ」といった関心

このようなフィーバックをもらうと元気や勇気が湧いてきます。私はこれらを「共感」と呼びます。
最近、SNSが流行していますが、「共感ネットワーク」と呼ばれています。人は人から共感されるととても安心します。
共感ネットワークが広がっていくということは人生の幅も広がりますしとてもいいことだと思います。

でも人が成長するためには「共感」だけでは足りません。仲良しクラブが増えるだけで平行線の可能性もあります。
そこで「共感」に「質問」を加えます。
相手がもう一度深く考えるように促す言葉が「問いかけ」です。相手の本質に迫る「問い」ですね。
注意点は、単なる興味本位で自分の疑問をぶつける「質問」ではありません。あくまで相手が主役です。
相手の思考が動き出すように「Why?問いかけ」を行うのです。

「あなたはどんな姿を目指しているんですか?」
「そもそもその行動はなぜ行っているんですか?」
「最近考え方が変わったようですがどんなキッカケがあったんですか?」

これが相手が自分自身の経験を深く考えることにつながる「問いかけ」となります。深く考えることができるから「気づき・成長」につながるのです。人を成長させるフィードバックとはこの「共感」+「質問(問いかけ)」が必要なんですね。
そしてフィードバックのすごいところは、「フィードバックをされた人」だけでなく「フィードバックをした人」にも
「問い」が起きるということ。セルフフィードバックといいます。よって人にフィードバックすることは自分も成長するということなんですね。

このような人が成長するノウハウを技術(スキル)として体系化することができ、拙著「絶対に達成する技術」(中経出版)にまとめる事ができました。
根性論や精神論でない、目標達成のためのノウハウとして「PDCFA」という5つの技術にまとめたものです。

本日(8/2)は19時から八重洲ブックセンター本店8階で講演会があります。無料ですので、会社や学校の帰りにぜひお寄りください。
「明日から使える目標達成の3つの極意!」を話したいと思います。
詳しくは
http://www.yaesu-book.co.jp/events/talk/1439/
をご覧下さい。一階カウンターに受付があるようですが電話(03−3281−8201)しておくとスムースのようです。

では
今日も元気に「いってらっしゃーい」