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発明家  永谷 研一 Blog 今日の富士山

校長先生も人生を豊かにしよう(藤原和博さんの講義より)

2013年10月23日 日記

2013年10月23日(水)
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おはようございます。今日も曇りで富士山は見えません。
写真は今日の教員研修センターでの校長マネジメント講座の研修風景です。
さて
昨日は、つくば市にある教員研修センターで藤原和博さんの校長先生向けの研修の支援に行ってきました。
全国から90人の校長先生が参加されていました。内訳はご覧の通りです。
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私の担当は、ICT利活用セッションです。参加者は講義の途中で藤原さんの発問に対して”ケータイ”を使って意見を発信します。
大スクリーンのプロジェクターに投影し、議論を深めて行きます。
一方方向の講義を改め、双方向の学びの場にする仕掛けです。

東京都杉並区和田中学校の元校長の藤原和博さんの講義は、以下のようなレジメです。

・20世紀型の情報処理力から21世紀型の情報編集力へ
・つながる力
 ータイヤメーカー社長ワークショップ
・1000円の付加価値を出すために
 ー新カリキュラム編成
・学校地域本部による学校改革
 ー図書館改革
 ー土曜寺子屋
 ー学生ボランティア等)
・「よのなか」課授業例
  ーゲストティーチャーの授業
  ーハンバーガー店長になろう
  ー自殺問題ロープレ
  ー公平とは
・自分の人生を豊かにするために

校長先生たちに、「管理でなくマネジメントする学校経営者になるべし」と4時間かけて伝えて行きます。
校長先生や教頭(副校長)先生に年間数回行っています。年間200人くらいの先生方が受講されています。

私は最後のセッション”人生を豊かにするために”の中の
「校長がこれからの大人の生き方としての模範にならなくてはならない」
という藤原さんのメッセージが大好きです。

人生80年。定年で上がり!という人生ではなく。その後に何回も山を作ろうという話です。
そのためには今から準備をしていこうと伝えます。とくに、地域でコミュニティー作りに参加して行こうという話です。

私もよく講演で、「ちょっとずらし人生」を話します。
自分の得意分野を中心において、少し横にずらすのです。するといろんな世界が見えてきてとても楽しい人生になるのです。
また自分のオリジナリティーが活かせるので、それがまたビジネスにもつながってきます。

私の場合は、中心はITですが、それをちょっとずらし教育分野に特化したことで道が開けてきたのです。
また、地域活性イベント「知恵組フェスタ」や親子の理科の実験教室「宇宙の学校」、NPO活動などを通じて社会貢献活動を行っています。
それによっていろんな出会いがあり、楽しく人生に幅が出てきているんですね。

今週末は年に一回の「知恵組フェスタ」が広島で行わるんで参加して盛り上げたいと思います。

さあ上げますね
今日も元気に「いってらっしゃーい」