発明家 永谷研一 教育イノベーション 発明家 永谷研一 教育イノベーション

発明家  永谷 研一 Blog 今日の富士山

Read For Action 読書会に参加しました。

2016年08月18日 セミナー・講演

昨日は、「Read For Action」の認定ファシリテーター山本伸さん主催
の「読書会」に参加しました。

本を読みながら参加者同士で学び合うというもの。
その本が拙著「できたことノート」だったのです。
sannka

会は以下のように進みます。
・自己紹介で参加した理由を共有
・本の中で感じた質問をポストイットに書き出し
・自分の質問の回答を本の中で調べる
・隣の人の質問の回答を本の中で調べる
・フリーディスカッション
・著者(私)へ質問コーナー
・振り返り、明日から何をするか。
これがアジェンダです。
board

場のルールはファシリテーターから指定されます。
楽しむ、否定しないなどのワークショップのルールの
他に、「すなお」のルールがあります。これは他者の
意見に対する反応です。
す:すばらしい!
な:なるほど!
お:おもしろい!
とポジティブな反応をするというルールがあります。

 

山本さんの名ファシリで場がいっぺんに温まり
良い雰囲気で会は進行されていきます。
また同じ本を題材にあつまった人たちなので
一体感・共通感があり、いっぺんに仲良くなります。

私は、自分の本の読者の人たちに一度に大勢と会う機会など
めったにないことなのでとてもいい経験になりました。

参加してみると意外な質問や深い質問がでるものだと感心しました。

dis

「反省と内省の違いは何か。」
「3つのメガネ意外で”できたこと”を発見するには。」
「悔しい気持ちであってもモチベートさるのか。」
「できなかったことを見てはいけない理由は何か。」
「習慣化できないときにすべきことは。」

などなど。
ポストイットに一人5枚以上(多い人は10枚も)質問
が並びます。

 

まだ本を読んでいない人も多くいるのでその中で素の質問
が出てくるのだなと感じます。

中には
「クリティカルシンキングは批判になってしまい
よくないのでは」

とまさにクリティカルな意見も出てきます。
本をみんなで深読みしているのです。

2s

それぞれの参加者が自分自身の問題意識に照らし
合わせて考えているのでとても深くなるだろうな
と感じました。

私も「著者への質問コーナー」で質問に回答しながら
みなさんの気づきが深まるようにしました。

「絶対に達成する技術」の行動習慣化のノウハウ
「ついでに」が大人気でした。

 

人材育成担当のビジネスマンが多い中
高校の教員、特別支援学校の教員、看護学校の教員も
参加していました。
まさに生徒たちの成長に「できたことノート」を活用して
いこうとされているのです。

子供たちの自己肯定感の低さは皆の共通の話題になり
ました。また教育イノベーションという言葉でも
盛り上がりました。

やはりこのような会に参加される方々の意識の高さ
を感じるとともに自分の役に立てる部分の広さを
感じた次第です。

 

いやはやとても、楽しい時間でした。
みなさんの本に、別々のメッセージを書かせて
もらい、とても親近感が湧きました。いや〜。楽しかった。

ファシリテーターの山本さん、三森さんありがとうございました。
またオモロイ会をやりましょう〜!

shugou