2013年11月8日(金)
今日はきれいな富士山が顔を出しています。また雪が降ったんですね。
さて
昨日まで二泊三日で佐賀県武雄市に行っていました。
予習型の授業を支援するためです。(一般には反転授業と呼ばれています)
5年1組の算数の三角形の面積の求め方を学ぶ授業です。
流れは以下です。
・前日学校にて
ー教材(動画と小テスト)をiPadに入れる(プリント受取)
・前日家庭にて
ー動画(7分)を見て直角三角形の面積の求め方(2つの考え方)を学ぶ
ー小テストと答え合わせで確認する
・当日学校にて
ー朝、小テスト結果をiPadから上げる(プリント提出)
ー先生は理解していない児童を事前に確認する
・当日算数の授業
ー直角三角形の面積の求め方を確認する
(予習で理解していない児童に対応)
ー三角形の面積の求め方を考える(プリント、紙、ハサミ、のり)
ー個人学習、ペア学習、発表
ー振り返りをiPadアンケートで回答する
ー周りの意見を見てさらに確認する
予習型の授業のポイントは
・家(予習)でどこまで見せるか見せないか
・家(予習)で理解できなかった児童に当日の授業でどう対応するか
・家(予習)で理解できている児童に当日の授業でどう対応するか
となります。
家(予習)で動画を見せすぎても、正解をすぐわかってしまい、
当日の学び合い(考え方を見出すまでのプロセス)の質が落ちてしまいます。
正解しても考える力が身に付かなければ意味がありません。
このあたりを先生ひとり一人がどのように授業を組み立てて行くのかが重要なところなんですね。
さあ来週は理科の予習型授業です。どんな授業になるか楽しみですね。
以上