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発明家  永谷 研一 Blog 今日の富士山

ボストンにいく理由

2014年03月08日 日記

2014年3月8日(土)晴れ
スクリーンショット 2014-03-08 8.51.11
今日は晴天。富士山も素晴しい姿を現しています。
さて
今日から3月12日まで米国ボストンに行ってきます。その経緯と目的を
記しておきたいと思います。
【きっかけ】
一昨年の12月に私のUST番組「発明家永谷の教育イノベーション」にゲスト出演してくれた東北芸術工科大学の有賀三夏先生。
先生は長くアメリカに在住したアートセラピーの一人者です。
ガードナーのMI理論(多重知能理論)のプロジェクトに参加するなど活躍していました。

元々は芸術家の絵描きで、その才能が認められ、米国O1ビザ(卓越能力保持者ビザ)を取得していました。
UST番組内で、「実は私も米国で教育系のITシステムの特許を持っているのですが私もO1ビザとれますかね?」
と聞いたのがキッカケです。
すぐlawyerを紹介してもらい推薦状など必要書類を揃えて、昨年取得したものです。

取れたのならチャンスです。米国でのビジネス展開を本格始動するものです。
今回ボストンで、lawyerのJohnに会ってハーバード大学など彼のネットワークの場所を回ります。
(日本茶をお土産に買って行きましたが喜んでくれるかな。。汗)

【何のビジネスを行うか】
ビジネスの中心はもちろん日米で特許を取得している「ITシステム」となります。
2006年より日本で90研修に導入してきた「ActionT.C.」とその研修プログラム「PDCFAサイクル」
をアメリカの企業の人材育成や組織開発、ひいては経営改善に役立ててもらおうというものです。

もちろんデータ研究も需要ですので、日本でやっていることと同様
アメリカでも大学などの教授に、そのデータを提供することで
”行動認知科学”の研究に役立ててもらうということもやっていきます。
一番うまく行った状態は、PDCFAサイクルの研究論文が発表されるか
ビジネススクールで教えられるようになることを目指しています。

【もっと元のきっかけ】
私は教育イノベーションを起こすべく毎日勤しんでいます。
とくに企業の人材教育、人材育成など研修を手がける部門(HRD)に対して、
「やりっぱなしの研修」を改善した「行動変容を目的とした研修」を啓蒙してきました。
最近では、「行動定着」というキーワードを使って多数のセミナーを開催しています。

目標達成する人の行動を分析して開発した「PDCFAサイクル」という
研修プログラムと特許ITシステムである「ActionT.C.」を利用して
”行動変容”を目的とした人材育成サービスを行って来ました。

なんとか受け入れられることが多くなりビジネスも成長してきておりますが
ところが!
十分サービスの価値を理解しても、もう一歩導入に踏み出せないHRD担当者が
多いのです。

まだまだ「研修を回す」ことが仕事になっている人が多く見受けられます。
それでは何も変わりません。HRD担当者はもっと研修参加者の研修の後の
行動変容に関わる仕事をすべきなのです。現場の上司のパートナーになれます。
分かっているけど変われない。それが今の研修企画・開発に関わる人の課題です。

そこでASTDを始め世界の人材育成をリードしている米国で、PDCFAサイクルが
認められるということは大きい価値を生み出すことは間違いないのです。
少なくとも背中を押してくれ、勇気を与えてくれることでしょう。

PDCFAのFは実は”和”の考え方が根っこあります。周りの人の目標達成のために
フィードバックしようというメソッドですから、他の人との関わりの重要性が
哲学としてあるメソッドです。暖かいんですね。(Fの内容は厳しくても)
カッコつけるわけではありませんが教育イノベーションを通じて地球平和に
寄与できたらと思います。

以上がボストンに行くにあたっての「妄想」でした。
まあ、こうやって書くことで「妄想」が「構想」に変わり、そして「実現」
することを願っています。
拙著「絶対に達成する技術」にはこう書いてあります。
『行動をアウトプットして見える化することで習慣化する。そして内省を文字に書くことで
思考が深まる。こうして自ら周りからフィードバックを受けやすい状態を作ることで目標は達成する』
と。
ということで有言実行してみました。

あっもうすぐ成田空港ですので上げますね。
ではー!。