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発明家  永谷 研一 Blog 今日の富士山

満足度だけ高い研修はいらない

2014年04月08日 日記

2014年4月8日(火) 晴れ
スクリーンショット 2014-04-08 6.38.01
おはようございます。今日も素晴しい富士山が顔を
覗かせています。暖かくて気持ちのいい朝です。
さて

今日は17時から新丸ビルでセミナーがあります。

研修ベンダーの担当者向け

「行動定着型研修プログラムのビジネスに転換する法」

を話します。

毎月行っているものですが、今日も10社程度が
集まっているようです。

「研修」はとにかく「やりっぱなし」です。

ほとんどの研修が、その研修日のことだけを考えています。
その場だけ満足度が高い研修が本当に必要なんでしょうか。

 

ズバリ! 「必要ありません!」

目的は職場に戻ったあとの

「行動変容」

です。

そのためには、研修提供企業が”変わる”必要があります。

私は業界全体に教育ビジネスのパラダイム転換

推奨してきました。それを今年度は加速しようと思います。

お楽しみに!

P.S.
あわせてHRproさんでコラムを始めました。
【反転研修のススメ ~ここが変だよ日本の研修~】
第1回 今こそ立ち上がれ、HRD担当者
http://www.hrpro.co.jp/series_detail.php?t_no=669

以下のような目次で25回連続で書こうと思います。

1.ここが変だよ日本の人材育成担当者
1)なぜ現場の上司に会わないの?
2)「有意義でした」って本当?
3)「いい講師いない?」って目的なに?
4)なぜ提案が無料なの?
5)研修の最後になぜ盛り上げるの?

2.ここが変だよ日本の研修設計
1)目的が伝わらず始まる
2)研修実施報告書が終了報告
3)無理矢理つくるアクションプラン
4)休み時間をマネジメントしない
5)アウトプットの価値低。その場だけのワークシート

3.ここが変だよ日本の講師
1)アイスブレイクで凍り付く
2)自分のことを話しすぎる
3)振り返りの時間が短い
4)教壇に張り付いて動かない
5)名ばかりのファシリテーター

4.反転研修のススメ
1)職場の行動が中心点。研修を反転させる
2)研修所は行動実践コミュニティー作りの場
3)職場にアンラーニングの場をつくる
4)人材育成担当者はOJTの一端を担う
5)根付けるのは「PDCFAサイクル」

5.反転研修の事例
1) グローバル  グローバルリーダー研修
2) スキルアップ 営業マンパワーアップ研修
3) 女性活用   女性リーダー育成研修
4) 大型採用   新人研修

以上