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社会人基礎力の育ての親との再会

2013年03月29日 日記

今日の富士山 2013年3月29日(金)
2013-03-29

今日の天気はどんより曇。富士山は全く見えません。雨が振りそうですが大丈夫でしょうか。土日に桜を見に行きたいのでなんとかもってくれるといいのですが。

さて 昨日は、東海短大の山本先生に呼ばれ静岡に行ってきました。私は3年前から東短大の保育者養成のプログラムの支援をさせて頂いているのです。その先生から「永谷さん面白い人に会えるから来なよ」と誘われて行きました。

そこにいたのは旧知の仲の奥田寛司氏。

経済産業省 経済産業政策局 で「社会人基礎力」を作り上げた人と言ったら知っている人も多いのではないでしょうか。今では官僚を卒業し、若者のキャリア支援の仕事をしています。
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社会人基礎力とは、「前に踏み出す力」、「考え抜く力」、「チームで働く力」の3つの能力(12の能力要素)から構成されており、「職場や地域社会で多様な人々と仕事をしていくために必要な基礎的な力」として、経済産業省が2006年から提唱しています。
(経済産業省ホームページより)
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彼との出会いは、2007年ごろだったかと思います。まだ社会人基礎力が産声を上げたばかりの頃に、「次世代大学教育研究会」のシンポジウムにパネラーと招かれた彼に会場にいた私が質問したことから始まりまりです。

私の質問は以下でした。
『社会人基礎力の定義に足りない要素がある。それは「場を創る力」だ。いくら「チームで働く力」があってもそのチームを創りだすことができなければ始まらないのです』

要は私から若手官僚に噛み付いたのです。。笑

彼は 「それはそのとおりだ。そのような力も「チームで働く力」に入っていると考えて欲しい」と真摯に答えたのでした。

その後、名刺交換をしてから長い付き合いが始まります。教育系の研究会にお互いに登壇したり、私の研究会に講師で来てくれたり共通の知り合いである高知大学の教授を通じて勉強会を開催したりと付き合わさせて頂いています。といっても会うのは一年に一回程度なのですが「魂レベル」が近いのでいつも近くにいる感じがしています。彼がどんな立場でどんな仕事をしていようと「どんな顔でどんな仕事ぶりか」は想像できます。

共通に思っていることは

「若者のキャリアを何とかしなければ」

という問題意識です。そして

「人は誰でも一人ひとり輝くものをもっている。 その原石を尊重して活かせる明るい社会を作りたい」とホンキで取り組んでいることです。

めちゃくちゃ人が好きなんですね。そして可能性を信じてる。(本人には聞いていないですけど。きっと)ほんとカッコイイのです。僕より10歳若いけど歳の差に関係なく尊敬している人です。僕は、間違いなく奥田さんは「日本を前に進める一人」だと思っています。

まさか奥田さんと静岡の大学で再会することになろうとは、ほんとに驚きだと同時に大きなご縁を感じずにいられません。今度”合宿”で語り合おう!とわかれたのでまたの再会が楽しみです。

いや~。昨日はいい日でした。

さあここで上げますね

「今日も元気にいってらっしゃーい」